続・バツイチ母ちゃんの踏ん張り記録?

2019年8月、Yahooブログから引っ越してきました(*ᴗˬᴗ)

血液内科部長【教授】先生のお言葉

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前回の続き

翌日、かかりつけ医に書いてもらった紹介状を持って、隣の市にある大学病院へ。
ここへは電車で行っても近いし、駅の目の前という好立地。ただ、今回は熱が続いて弱った息子を電車に乗せるために歩かせるのはしのびないと車で移動。
もうすぐ22歳になる娘が、3歳児健診の後から数年間、弱視外来に通っていた病院なのでちょっと懐かしいなぁと感じたが、実はこの後とんでもない事が待っていた。

初診なのでまずは1階で受付を済ませ(これが案外時間がかかる)、予約の10時ギリギリに2階にある血液内科へ。
ここでの受付をして問診票を記入し提出。そして呼ばれるのを待つこと約2時間。待ち時間はある程度覚悟してはいたが、予約があってもこれかよ、とげんなり。

息子は気を紛らわすためか、スマホでサッカーの動画を見ていたようだが、とにかく熱があるのでしんどかったと思う。待っている間に、息子が水分補給用に持参した600mlのペットボトルが空になってしまった。水分は必要なので、今1階のコンビニに買いに行くか、いや、呼ばれたらどうする?と悩んでいるうちに呼ばれてしまい診察室へ。

入室時に扉に貼ってあった肩書きは【教授】。
なんだ、ずいぶん偉い先生が診てくれるんだなぁと思いつつ中に入り、紹介状を眺めていたその【教授】先生とのやり取りの中で、彼が発した言葉の数々に耳を疑う。

「放っといてもそのうちに治るゴミ箱疾患」
悪性リンパ腫とか、悪性のものならうちで治療するけど」
「大学病院に来るような病気じゃない」
「食べられなくて入院加療が必要になるとうちには入院できないから他の病院を紹介する」

話し方も言葉そのものも乱暴ではないが、とにかく遥かな高みから下々の者を見下したようなものの言い方で、果ては紹介状を書いてくれたかかりつけ医の事まで、「この先生もよく解ってらっしゃらないようですけどね」と馬鹿にしたような事を宣い、私のハラワタは煮えくり返った。

かかりつけ医の先生は、もう10年以上私も子供たちも診てくれているホームドクターだ。気さくでよく話を聞いてくれ、体調不良を訴えると色々と手を尽くしてくれる良いお医者さんなのだ。
その先生まで馬鹿にするとは・・・

大学病院のお偉い教授だか血液内科部長だかなんだか知らないが、そもそも医師が患者に対して「ゴミ箱疾患」だの「大学病院に来るような病気じゃない」などと言って良いと思ってんのか!?貴様、いったいどこの何様だ!?

普段ならとっくに食ってかかっている私だったが、熱が続いて弱ってきている息子の診療に支障が出てしまっては本末転倒なので、ここはぐーっと堪え、奴の話を聞いていた。

最後の方で、「じゃあ解熱剤と、念の為に胃薬出すから、それで1週間様子見て、10日またに来てもらっていいですか?それで治っちゃうようならそこで終わりね」「今から血液検査すると遅くなっちゃうから、帰りがけに受けていって」とこれまた信じられない言葉を浴びる。

7年前はほぼ同じ症状で2ヶ月の間熱が下がらず、その後入院し検査を重ねた。
そして数日経ってから「菊池病の疑い」と話があり、ステロイド剤の大量投与が始まると、驚くほどあっさりと熱は下がり、息子の身体は急速に回復に向かっていった。
それを再度話しても奴は「最初からステロイド剤を出すなんていうのは、医者の常識に反するから」と言って聞き入れてはくれず、1番弱い鎮痛解熱剤(カロナール)と胃薬だけを1週間分処方した。カロナールはかかりつけ医も処方してくれた薬だったが、効き目が弱く効果を感じられないものだった。

血液検査を受け、会計を済ませ帰る時、息子に奴の信じられない言葉の数々の話をすると、「俺、そんな風に感じてる余裕ないんだよ」としんどそうに言った。憤る余裕もないほどしんどいという事だ。本当にかわいそうで心が痛くなった。

その日から、熱の推移を記録するようにした。同じようにカロナールを飲んだ時刻も。
カロナールを飲むとだいたい2~3時間の間、少し熱が下がる(平熱に戻るわけではないが)。だが、その後すぐに効果は切れ、熱は上昇を始める。その繰り返し。
画像は熱の記録をグラフにしたもの。

昨日から39℃を超える時間も出始めた。その時は本当にしんどそうで、何もしてやれない自分が歯がゆくて仕方がない。

10日に血液検査の結果と熱の推移を見た奴が何と言うかによるが、啖呵を切って帰って来ようと思っている。
そしてちゃんと患者と向き合い、親身になってくれる医師がいる病院を探そうと思う。
まあ、奴が別の病院を紹介してくれるのなら行ってみてやってもいいが。もちろんアテになどしてはいない。